国際居住年記念事業ハウジング・セミナー(IYSHハウジング・セミナー)は、日本に滞在中の各国(主に開発途上国)から来日している留学生及び研修生を対象とし、日本の住宅・都市整備に関する講義、見学、意見交換を行うプログラムです。
5日間の短いプログラムながら、講義だけでなく密集市街地の現場や集合住宅歴史館等の見学が含まれていることや、講師や見学先の実務担当の方々と直接に話ができることなどから、毎年参加者から好評を得ており、令和元年(2019年)までに449名の修了生を送り出しています。
本セミナーは、1987年が国連の「国際居住年」に定められたことを契機として一般社団法人日本住宅協会に設置された「国際居住年記念基金」の活動のひとつとして始まりました。
BCJは、一般社団法人日本住宅協会からセミナーの企画・運営業務を受託し、初回から毎年本セミナーを実施しています。国土交通省住宅局のご協力のもと、事務局としてセミナーの手配・調整を行う他、セミナーに随行し、参加者と直接交流を図りながら効果的なセミナーとなるよう努めています。